1. >
  2. >
  3. 工事中でも見学できるんですか?
建築現場

工事中でも見学できるんですか?

どんな工程で作られているのか知りたい!

「欠陥住宅」という言葉をよく耳にすることもあって、自分が建ててもらう家で手抜き工事がないかと少心配しています。
家を購入する際に、どんな感じで自分の家が作られていくのかを見学してみることはできるのでしょうか?

工程が見学できれば、手抜き工事などがないという安心感にもなりますし、単純に自分の家が作られていく工程が見られるという楽しみにもなります。
もし工事現場の見学ができるなら、どういった点に着目してみれば良いのか、チェックポイントがあれば教えてほしいです。
また、見学する際の注意事項があればそれも合わせて教えてください。

工事現場の見学は可能

注文住宅なら、工事の始めから参加することができて、しっかりと工事現場の確認ができます。
実際に家づくりの様子を目のあたりにできるため、ワクワクしながら完成を待てるでしょう。

ただし、施主が工事に参加する際にはいくつか注意しておかなければいけないことがあります。
それは、直接工事現場で何かを指摘したり、勝手に職人に細かいチェックを入れて変更をしないことです。
このようなことをしてしまうと当初の計画がめちゃくちゃになってしまうため注意しましょう。

工事の流れとしては最初に地縄張りをして、次に地鎮祭を行います。
そして、実際に工事を始めて、さまざまな工程を経てから完成します。
最終的には引き渡しが行われて、この時点で工事は終了します。
工事の見学は自由に行うことができるため、積極的にこの機会を利用してください。

見学の際のポイント

まず地縄張りのときには、建物の配置を確認して、さらに地盤の高さもチェックしましょう。
地鎮祭は工事の安全を祈願するための重要な儀式となるため、きちんと立ち会いしましょう。
基礎工事の際には鉄筋がどれくらいの太さなのか、間隔はどの程度になっているのかを確認しましょう。

設備工事の際にはスイッチやコンセントがどの位置にあるのかを確認してください。
内装工事ではどのような色を使うのか、塗装の種類もきちんとチェックしておきましょう。
最後に竣工検査をするのですが、このときには間違えがあれば指摘して、手直しをしてもらいましょう。

最終的には引き渡しされて、新しい住まいでの生活を始めることになります。
見学の際に何をチェックすればいいのか分からないという方が多いかもしれません。
そんなときにサポートしてくれるような専門家に頼ると良いでしょう。

設計と施工を別々の業者に頼んでいる場合には、設計者が責任をもってきちんと工事の際にもチェックをしてくれます。
そこで何か問題が見つかればすぐに指摘してくれるためとても安心できるのです。
工事の際に何かおかしいと思ったときには、専門家に質問をしてみると良いでしょう。

素人が勝手な判断をして何かを決めつけてしまったり、無茶な変更を要求することはやめた方が良いです。
また、工事をしている人達は素人の意見を真剣に聞こうとしないケースもあります。
第三者の専門家にきちんとチェックをしてもらい、おかしな点があれば指摘してもらうと良いでしょう。
家づくりというのはとても時間がかかり大変なことなのですが、この先何十年も暮らしていくことになるため、真剣に取り組みましょう。