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チェック

予算がオーバーしてしまいました……。

思っているより費用が掛かった

家を建てるにあたって、予算を決めていたのですが、思っていた以上にコストが掛かり、結果的にかなり予算オーバーしてしまいました。

しっかりと工務店の方とも話をしながら予算を組み立てたはずなのに、どうしてこんなにも金額が変わってしまうのでしょうか?
追加でオプションなどを足した覚えもないですし、完成してから金額を提示されて少しびっくりしています。
もしかしたら騙されたのではないかとも心配になってしまいます…。

もし、予算が想像以上に高くなってしまう原因などがあれば教えていただきたいです。

予算オーバーはよく起こること

家を建てるためにはさまざまな費用がかかってしまい、当初の計画が崩れていくことは多いです。
その結果として、家が完成したときには最初の予算からかなりオーバーしていることがあります。

家づくりにかかるお金の仕組みをきちんと理解していないと、予算がすぐにオーバーしてしまうでしょう。
基本的に家づくりにかかるお金として本体工事費と付帯工事費、諸経費の3項目があります。
本体工事費は全体の7割から8割であり、付帯工事費は2割程度、そして残りが諸経費となります。

工事費用の全体像を上手く把握しておくことが予算をオーバーさせないために重要なのです。
設計の自由度が高いとどんどん予算が膨らんでしまう可能性があるため、余裕を持った計画を立てましょう。
現実には最終的にかなりのコストダウンを図らなければ予算内に収まらないことはよくあります。

コストダウンするための方法

注文住宅のコストダウンをするための一番の方法は延べ床面積を抑えることです。
面積が増えてしまうとどんどんコストは上がっていってしまうため、簡単に予算オーバーしてしまうでしょう。
家づくりの計画の際には間取りを考えるのが一番楽しいのですが、ここで希望をどんどん詰め込みすぎてしまうと予算オーバーという結果になるのです。

吹き抜けについては床の面積を減らせるためコストダウンになりそうなのですが、工事費用が余計にかかってしまうことがあるため気をつけましょう。
エアコンについては家を建てる時期を上手く調節して、エアコンを使わない時期に竣工してもらい、エアコンはあとで買うという選択もあります。
シーズンオフに買うことができれば、多少のコストダウンにつながるのです。

近年は設備機器の割合がどんどん増えており、これが予算オーバーの原因となっていることが多いです。
機能的な設備機器を導入して快適な生活を送りたいと考えている方はたくさんいるのです。
そのために必要以上の設備を導入しているケースがあるため、よく考えておきましょう。

ユニットバスのサイズは必要最小限にとどめておいたり、キッチンのカウンターもステンレスで十分でしょう。
給湯器についてはフルオートでなくても問題ないというケースは多いです。
本当に必要な機能のみを求めるようにすれば、無駄な設備機器をコストダウンできるでしょう。

内装を良質にしようとするとどんどんコストがかかってしまうため、内装のコストダウンも考えましょう。
安い素材を用いることによって、かなりのコストダウンを実現することができるのです。
予算オーバーしてしまう方は無駄を排除してコストダウンすることの大切さを理解しましょう。